
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
WORKERSのスウェット。
身頃はヨコ取りしたトリコタグが元ネタ、いわゆるリバースタイプ。
本家は化繊入り・カサッとしたスウェット生地に対し、WORKERSは表30番・中30番・裏7番の綿100%。
裏の糸ループを短く編み、 さらに起毛をかけた本格的冬用スウェットです。
18ゲージでガチガチに目を詰めて編んでいるので形崩れしにくい。
重さ15oz程あり、いわゆる「超ヘビーウェイトスウェット」、でも化繊は使っていないのでしなやか。
リブもよくある「スパンテレコ」という伸び縮みする化繊のポリウレタンは入っていない。
綿100%の糸でも編み方だけで伸縮性を持たせたリブ。
シルエットはかなりゆったり、Mサイズで身幅60cm程。
クルーネックはシャツの上に着られる身幅+首回りの伸び具合。
パーカーは後付けと違い、首回りに縫いつけたタイプ。
トリコタグの2型はどちらも身頃、生地ヨコ使い、リバースタイプ。
元来、スウェット生地はタテ方向に縮みが出やすい。
だからヨコ方向で身頃を裁断。
そうなるとヨコ方向に縮むが、脇に伸縮性のあるリブを切り替えで付けてある。
身頃がヨコ方向に縮んでもリブが伸び・縮みするから大丈夫・・・というものです。
正直、WORKERSのスウェット生地はガッチガチに詰めて編んで、仕上げもしっかり防縮しているのであまり縮みません、ただ伸びも少ない。
そうなると、脇に伸び・縮みしやすいリブがついているのは着心地アップになっています。
いわゆるリバースとは意味合いが違うのですが、リブは役にたっています。
今年は袖口にWワッペンも作ってみましたが、これが大変でした。
実は数年前からデザインして試作するもうまくまとまらない。
縫い付けやすく、かつWの周りのフチが太くなりすぎないように。
結局、岡山の父、岡田ネームの岡田さんの所に行って刺繍の紋型見ながら修正して試し縫い、修正して試し縫い。
結果、中々良い形に収まりました。
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