
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
デザイナーは一年の半分いや、冬になれば8割がたボタンダウンを着ています。
春夏は暑いとつい、シャツの前を開けてジャケット代わりに着たりします。
が、冬はそういえばずっと閉じてる、上にセーター着てることも多い。
だったら、冬こそプルオーバーが合うのでは?前合わせが無いから腹も冷えないだろうということで色々な生地でプルオーバーBD を製作。
ベースはModified BDですが、プルオーバーは前が全く動かないのでそのままだと窮屈。
ウェスト部分の絞りを弱くして、胴回りがゆったりしたシルエットになるようにパターンを調整しています。
デニムは7.5oz、「真冬用」のシャツが欲しいなと思い少し厚手。
デニム、薄くなればなるほど、われわれが感じる「デニム感」が薄くなります。
3~5ozデニムだと「やわらかいシャンブレー」と感じます。
これはシャンブレーが平織り、デニムが綾織りだから。
平織りのほうが、糸の交差点が多いので固く感じ、デニムは2×1もしくは3×1の綾で、交差点が1×1の平織りより少ないのでしなやかに感じる。
生地は糸の交差の摩擦力でバラバラにならないで形を保持しています。
ということは、織り方(糸の交差の数の違い)で同じ太さの糸、同じ打ち込み本数でも手触りが違うということです。
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