
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
「首回りをとにかく頑丈に。頭を通す時は伸びる、首元で戻る。着こんでも簡単に伸びない、2 階式バインダー」 と、ただただデザイナーが作りたい仕様を形にした昨年。
生地も10ozで極厚、あれはあれで「しっかりしてるな!」と満足でしたが、真夏日に着ると暑い!!!!
せっかく、縫製仕様で首が伸びにくいのだから、もう少し薄い・軽い生地でも「首は伸びない」Tシャツは作れるのでは? と考えて新たな生地探し。
Running Cat Tは若かりし頃、古着屋さんで見たTシャツがモチーフ。
で頭に浮かんだのが「88/12」。
古着好きにはおなじみ、コットン88%レーヨン12%を混紡 して糸を作り、編み上げた生地。
88/12はバータグじゃない?とか言い出したらきりがないのですが、そこは「夢の仕様」
本家は人が走るならWORKERSは猫が走る「ランニングキャット」。
昨年は袖口にいた猫ネーム、今年は裾に移動。
デザイナーは肌が弱いので、 袖口だとどうしても「ネームが触れる感」が気になったので。
着脱ぎを繰り返すので、首がとにかくしっかりしていないといけない、そこで首はバインダー。
首回りの身頃を、別のフライス(リブ)でパイピング状に巻く始末。
さらに、そのバインダーを2 階式、ステッチが落ちるところで生地が2重・2階建てになっている。
生地を折り込んでいく金具を別注で作らないと出来ない。
工場さんから「金具代出してくれる?」 と言われましたがもちろんOK。
デザイナーがただ、作りたいように作ったT シャツです、高くてすいません。
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