
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
久しぶりにPrisoner Coat。
一時期、古着屋さんで「Prisoner Coat」という名称で出回ったコートが元ネタ。
N-1のようにオフセットしたフロント、手を入れやすい大型のD ポケット。以前作った同型からの変更点はシルエット。
昔作った時の型紙は非常にコンパクト、見栄えは良いのですが今着ると窮屈。
そこで、冬にアウトドア系のジャケットをガバっと羽織る、あの感覚をウールジャケットでも実現できるよう身幅、袖ぐりはゆったり目。
中にシャツ + Yonetomiのリジットカシミアなら余裕、RAF Sweaterも余裕。
さすがにアランニットを着ると脇の下がきついのと、そもそも暑すぎる。(アランニット着る時はA Foggy Day Coatのギャバジンの方がベター)
表地、ネイビーメルトンは16ozで極厚。
厚く固い生地ですが、パターンの妙で窮屈には感じない。
袖裏、いつもならキュプラを使うのですが、今年だけは素材メーカーが火災で原料糸が全く手に入らないのでポリエステルツイルに変更。
でも、ぱっと見は化繊と分からないぐらい今の化繊は良く、滑りもばっちり、帯電もほぼありません。
身頃の裏地は綿ツイル、ここまで滑り良い化繊にしてしまうと、ちょっとWORKERSらしさが無くなるので。
ボタンはアメリカから輸入するWaterbury button company製。
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