![WORKERS K&TH MFG Co.(ワーカーズ)-Logo](https://www.unclejohn.jp/pic-labo/workers_logo.gif)
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
前回作った806、いわゆるファーストタイプのGジャン。
「Tバックをどうしても欲しい!!」とご要望を受けたので製作。
生地、定番より分厚いXHデニム、14.7oz。
今回はセカンドロットでセルビッジが白耳。
定番デニムがタテ7×ヨコ7に対し、XHはタテ7×ヨコ6。
綿はWORKERSおなじみの「EMOT」「イースタン・メンフィス・オーリンズ・テキサス」の混綿、米綿100%。
セルビッジを襟・腰にも使っています。
デザインもさることながら、分厚い生地でも薄く仕上がるようにという工夫。
デザインはフラップ無し1ポケット+針シンチ。
針シンチは本当に先がとがったものです。
着用するときは後ろの物を傷つけないようご注意ください。
一度、針を止める位置を決めて先を金やすりで削る。
もしくは、ビンテージのようにストラップを切り取ってしまうなど、お客様にてご対応ください。
フロント4ボタン。
袖口はファースト独特の上下が入れ替わった仕様。
ボタンは月桂樹でメッキを別注、真っ黒ではない、くすんだ黒色。
ボタン裏も丸みのある足で色別注。
いつもわざわざ言いませんが、やっぱり「せっかくファーストつくるなら!」とこだわってはいます。
あんまり皆が「うちのこの足が一番ビンテージに近い!」とか言いまくるので、恥ずかしくなって言わないだけです。
やっぱり、古着の雰囲気に近づけたいな、それで製品が全体的に良くなるなという部分はこだわります。
46サイズのパターンで気にしたのが「ユキ丈」、肩幅の半分+袖丈。
サイズ46で肩はかなり落ちるぐらい広く作ったので、袖丈がそのままだと長くなりすぎてしまう。
そこで、袖丈は逆に、通常サイズより短くして、結果裄丈は40-42サイズ程度と同等。でも、身幅/肩幅が広いという独特なパターンにしています。
806XHはワークウェア、ゆったりして体を動かしても突っ張らない。
バックシンチでサイズ調整ができる。
椅子が傷つく?馬で移動し、家には木のベンチ程度しかなかった時代にはそんなことを気にする必要はなかったのでしょう。
製品はOW+タンブラー乾燥でできる限り縮めて納品します。
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