古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
WORKERSの夏の定番、FWP Trousers。
「ファティーグパンツ」から「脇のカーゴポケットを取り去る」。
「Fatigue Without Pocket」でFWP Trousers。
今年は久々に、ファティーグパンツそのものの腰回りパターン。
前にタック無し、膝タック有り、腰帯のサイズ調節バックル有り。
よく、ウェストのバックルがあっても滑ってしまい大して使い物にならないのがありますが、WORKERSのFWP Trousersは大丈夫です。
しっかり止まる、そしてゆるめるのも簡単。
バックルのテープが通る巾・テープ表面の摩擦がばっちり合っているからです。
ベルト無しでもしっかりウェストがしまります。
「テープは邪魔だ、ベルトがしたい!」という方は、カンドメで止まっている部分に横からカッターナイフを当てればテープは比較的簡単に取れます。
素材は1月納品のForestierとセットアップ。
ブラックシャンブレーが一番薄く5oz、ワタで染めてから糸にする「トップ糸」。
最初に染めるから「トップ染め」とか「トップ糸」と呼ばれるのでしょう。
余談で、デニムはワタから糸にしてから染める「糸染め」。
ベーカーに使うバックサテンやチノパンのチノは最後、生地になってから染める「生地染」です。
トップ糸(トップ染めした原料で作った糸)はウールで良く使われる染め方。
だからコットンなのにウール調に見えます。
イメージはウールトロピカルのコットン版、コットントロピカルです。
生地・部品・工賃が上がりだいぶ高いパンツになってしまいました。
が、一度夏に穿いたら中々他のパンツに手が出なくなる。
だまされたと思って一度穿いてみてください。
怪しいテレビ通販のようですが本当に他が穿けなくなります。
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