価格:14,800円(税抜 13,455円)
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プルオーバー、それも長袖。
絶対に売れないだろうけど、アメリカントラッドが好きなので一度は!
と思って作ったら意外に好評で今年も製作。
シルエットはModified Fitを元にしてはいますが、プルオーバーは前が開かないので体が動いた時に突っ張る感じが出ると着たくない。
そのため、脇の絞りを無くしゆったりとした着心地に。
22S/Sはさらに変更で、裾のラインをより「らしい」カーブに。
昨年までのものと比べると、前身頃は脇に向かって切り上がりが鋭くなり、後ろ身頃と前身頃の裾のラインが完全に違うのが写真からも分かります。
袖も幅・肘を少し太く、体が動いたとき身頃だけでなく、袖の肘から上にゆとりがあると突っ張る感じがしない。
肘が広いと、袖をまくりやすい。
昔のハリウッドスターが肘から上までシャツの袖をまくってプルオーバーボタンダウンを着ているのを写真で見て「あれをするにはどうしたら?」と試行錯誤しました。
今年の新しい素材がリネン。
以前から使っている40番単糸を使ったリネンだと強度はあるけれど、ボタンダウンにするにはちょっとごつすぎる。
そこで、リネンでもタテ60番・ヨコ80番と比較的細番手を使って、かつ織った後のもみほぐしでチクチク感をほぼ無 くしたものを使用。
ただ材料費が高い!素材が長繊維のリネンじゃないと細番手糸が出来ないのと、その後の織り・ 染め加工もやっぱり綿よりゆっくりだったり工程数が多かったりするため。
強度試験も兼ねて、2021年夏デザイナー自身で着ています。
ゆったり作っているので、よほど引っ張らない限り強度は大丈夫そうです。
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