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  • William Lennon (ウィリアムレノン) #157 Hill Shoes / Horween Chromexcel, Dark Brown
William Lennon Hill Shoes Horween Chromexcel Dark Brown-1

価格:64,900円(税抜 59,000円)

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 1899年にイギリス中部のピークディストリクトと呼ばれる丘陵地にある村で創業の老舗のブーツメーカー。


 採石業が盛んだった創業当時、鉱山の多いこの地域で働く炭鉱夫向けに特化して高品質なブーツの生産をスタート。

 大戦時にはロイヤルアーミー(英国軍)へのワークブーツの供給も行っていました。

 戦後は各種ワーカー、ファーマー向けのブーツを中心に熟練した職人の手により今現在もベンチメイドで生産を続けています。


 生産工程は8人の職人によるベンチメイド。(ベンチメイドとは一足の靴作りの全工程を1人の職人が手掛ける)

 生産性よりも、クオリティを重視した昔ながらの職人気質のやり方。

 そのため年間の生産数もごく僅かです。


 またウィリアムレノンがもっとも特徴的なのは、その製法にあります。

 まずグッドイヤーウェルト製法で縫い上げ、その後1920年代に製造された「ラビットスクリューマシン」と呼ばれる機械でソールに真鍮のネイルを打ちこみます。

 現在、その機械は世界で4台しか存在せず、その内の2台をウイリアムレノン社が所有し、今もなお使われています。


 この製法は通常のグッドイヤーウェルト製法に比べ防水性が高く、尚且つ堅牢度が高い一足に仕上がります。

 イギリス国内でも、今では珍しくなったこの古くからある製法でブーツ作りをしているのは"William Lennon"のみ、大変貴重なシューメーカーとなっています。


 こちらのモデル"Hill Shoes"は羊飼いが履いていた靴がモチーフ。

 ポッコリした丸みに、反り上がったつま先が他にはない雰囲気と佇まいを醸し出しています。


 アッパーには HORWEEN社のクロムエクセルレザーを採用。

 柔らかく馴染みやすい革なので、定番のレザーとはまた違った履き心地。


 インソールは通気性の良い英国ノーザンプトン製ベジタブルタンニングのラティゴレザーを使用。


 アウトソールはレザーのトリプルソール+ハーフラバー仕様。

 レザーソールに比べ滑りにくく、雨の日にも気にせずガンガン履いていただけます。

 また、ハーフラバーはソールの張り替えもしやすいのが嬉しいところ。


 決して履き心地が良いとは言えませんが、履き心地よりも頑強さを求めたワークブーツ。

 他のイギリス靴、世界でも類を見ない"William Lennon"の独特なオーラを感じてほしい一足です。




DETAILS

Upper : HORWEEN社 Chromexcel Leather (牛革)

Linning : 英国ノーザンプトン製ベジタブルタンニング・ラティゴレザー

Out Sole : トリプルレザーソール+ハーフラバー

附属 : Brass Eyelet

製法 : Nail Down 製法

生産 : Made in ENGLAND



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