
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
夏の恒例、薄手の生地を使ったトラウザーズ。
今年は、ウェストにバックルが無い”Summer Trousers”。
フロントタック入り、コインポケット+後ろは玉縁ポケットといわゆる「トラウザーズ」デザイン。
でも、脇・内またはインター ロックを使い、玉縁も細すぎない普通の幅の両玉縁。
この辺りは、現代的な強度+均一な品質で縫える方法。
「ビンテージの雰囲気を再現」、より「この薄い生地でどうやって強度を安定して出すか」を重視した縫製です。
「20」は裾幅、スリム過ぎず、太すぎず。
ウェスト回りがタックでゆったりして、裾に向かって自然とすぼまります。
素材、リネンコットンは6oz強。
去年までリネン100%を使っていましたが、今年は為替の影響で値段が上がり過ぎ。
困っていたところ、生地屋さんが「ヨコ糸をコットンに打ち換えてみました」と作ってくれたのがこの生地。
コストを抑 えるためが、結果、リネン100%より少しがっしりした生地でこれはこれで良い!必要は発明の母だなと感心。
→が、さぁいざ量産だと発注したら廃番にされました。
が「WORKERS分だけは量をまとめるから絶対に作って!!!」と頼んで用意できました。
高くなってもリネン100が売れたから廃番だそうです。
「高い物もお客さんに受けいれられる」と素材メーカーさんは思ってそうですが、それは、企画するメーカーが使ったというだけで、売れるかどうかはエンドユーザー様がそこに価値を見出すかどうかです。
ブラックシャンブレーが一番薄い5oz。
とにかく涼しい生地を!という方はブラックシャンブレー、一択。
インディ ゴデニムが一番厚く7.5oz。
ライトチノは合間で6oz、Summer Jacketとセットアップになります。
デザイナー自身、だいぶ前に作ったFWP Trousers(Summer Trousers のウェストバックルバー ジョン)を穿いています。
夏は5~7ozぐらいのパンツを穿くと、いかにジーンズやチノパンが暑いかがわかります。
ジーンズやチノパンは秋に取って置いて、真夏はぜひ、Summer Trousers を。
本当に快適です。
※サイズL・XLについて、腰帯に付くブランドネームがベルトループと重なって下側に付いておりますこと、ご了承くださいませ。
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