
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
8月に登場のModified BDと同シルエット、では何が違うか?素材が違います。
デザイナーは勝手に「あったか生地」と呼ぶ生地達。
正直、無地に比べて数は作れません!
メーカーとして効率だけを考えればボタンダウンシャツはブルーとホワイトだけ作っていれば良いのでしょう。が、それでは「ファッション」ではない。
春夏にマドラスがあるように、秋冬には秋冬らしい柄や起毛感のある素材が欲しい!
ということでラインナップ。
Yarn Dyed Twill、生地に成ってから色を染めるのではなく、その前に染める。
「先に染める」で「先染め生地」と呼ばれるもの。
その中でも、ワタの段階で染めることを「トップ染」とよび、そのトップ染の糸で織った生地。
近くで見るとブラウンだけど、さまざまな色合いが混じって見えるのがこの生地の特徴。
この複雑な混ざり具合は、生地屋さんがわざわざ、ワタの調合から完全別注で作っている為。
よく、生地屋さんが企画して在庫している生地を「アリモノ」なんて、ちょっと下に見るようなことを言うブランドが居ますが、この生地見ても同じことが言えるか?
そうやって言う理由が「生地屋が企画した生地は万人受けを狙ってベーシックすぎる、量を作って価格を抑えている」がほとんどです。
まずこの生地、どう考えてもベーシックな色目じゃない。
そしてもし、WORKERSが単独で少量別注したらとてもこんな値段では作れない。
マニアックかつ、コストも普通に使えるようある程度量を作ることで抑える。
生地屋さんの気概が感じられる生地なんです。
単純にアパレル・ブランドが企画した別注生地だ、生地屋さんが企画して在庫している生地だ、それで価値を決めるのはナンセンスだと思います。
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