
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
以前から作りたかったジッパーフライのジーンズ。
でも作るのをずっと悩んでいたそう。
理由は一つ、ボタンフライよりコストがかかるため。
生地に防縮加工をかける、これだけで加工賃 + 生地が1割近く縮むので、その分生地単価も上がります。
フロントもボタンより高価なファスナー。
形は802型、腰回りはゆとりがある、膝も窮屈ではない、でも裾はすっきり細身。
802Zにだけはピスネームも付けてみました。
ジッパーを付けるには、生地を防縮しないとジッパーの収縮・生地の収縮が合わない、ジッパーが波打ってしまう。
そこで防縮加工になるのですがここも悩ましいのが「防縮・ねじれ防止・毛焼き」これらの工程をすべてやるのか、はたまたどれか外すか。
悩んで、今回は防縮のみ。
ねじれはある程度自然に出て、脇のミミのアタリが少し前に出てきてほしい。
毛焼きもしないで、米綿100%で作った糸の風合い、色が徐々に落ちつつまずは毛羽が立つ。
それから、毛羽がさらに落ちていってもう一段風合いの変化が楽しめます。
コーディネート、トラッド的が定番。
細身のジーンズにボタンダウンシャツ、プルオー バーのボタンダウンも。
その上にブレザーを着れば、チノとは一味違うラフなアメトラスタイルです。
さらに詳しくはこちら
