
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
新型のLinen Shirt。
春夏のOpen Collar Shirtで使った厚手のリネン100%。
5ozクラス、リネン独特のプルプルとした風合い。
リネンで気になるのがチクチクですが、この生地はほぼ大丈夫。
人に劣らず肌の弱いデザイナーが、丸一日首回りに 巻いていてもチクチクを感じなかった生地です。
コットンとは違う、ハリのある生地の風合い。
濃い色になるほど、アタリが見えやすく、着込んでいった後の風合いも楽しみになります。
デザインのもとは、いわゆる「フレンチの古着でよく見るリネンシャツ」を参考にしています。
開き気味で、長くない襟、フロントも前立てではなく三つ折り。
袖口も同じく、剣ボロではなく縫い目利用の三巻。
フロント・袖口は単純にデザインだけではなく、リネンという素材に合わせた仕様でもあります。
リネンはコットンに比べて摩擦が少ない。
そのため、生地の縫い代をたっぷり取らないと裂けてしまいやすい。
特に、切り込みを入れた部分に、別パーツを縫い付けた部分が 裂けやすい。
それを防ぐため、前立ては別布にしないで身頃続き。
袖口の開きも剣ボロでくわえ込んで縫うのではなく、 縫い目利用の三巻にしたのです。
また、縫い目自体にストレス・テンションが過度にかからないよう、シルエットもゆっ たりと。
パターンを作る際、各部をゆとりある寸法にしています。
ボタンは表地の色により、貝ボタン・金属ボタンを使 い分けています。
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