
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
春先のちょっと寒い時、秋冬職場まで車で行くときにちょっと羽織るのに必要なのが腰丈のブルゾン、ジャンパー。
今までA-1、タンカース等をモチーフに作ってきましたが、今回はビンテージのインバーティアをモチーフに製作。
パターン自体、そのインバーティアの一枚はあまり着心地が良くない。
前肩部分が突っかかる感じがするので、必要なゆとりを出して修正しています。
袖は1 枚物のラグラン。
袖口はここでも、YANK風の開きの無いカフス。
この仕様、本当によくできていて「袖巾にゆとりは出る、でもしっかり袖口はしまって風は防げる。さらに、ボタンで袖口の寸法調節もできる」。
唯一の弱点は開きが無いから袖まくりがしづらい事。
でも、アウターであれば袖をまくることは無いので、 今回のブルゾンにこの仕様はほぼパーフェクト。
素材はコットンポリエステルの強撚糸を使ったギャバジン。
今まで「ポリエステル? NO !!」と言い続けてきたデザイナーですが、とある製品で綿ポリギャバを使ったブルゾンを着てしまい「軽い、皺に成りづらい、風も防ぐが適度に通気性もある!いいじゃん!」となってしまい宗旨変えしました。
裏地、ポリエステルコットン。
元ネタのブルゾン(俗にスイングトップ)自体、1930年代からあるようですが、60~70年代のイメージが強いのでポリコットンもありかな?と思い、裏地を選んでいます。
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