
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。
素材のDark Brown Herringbone TweedはMoonglow Jacketでも使っている日本製のウールカシミアツイード。
メーター当たり480g、ハリスでいえばフェザーウェイトですが、やはりコートになるとこれでも十分どっしり しています。
ウールのコートは、厚手のセーターやデニムジャケットの上に着てカジュアルに合わせても少し印象が軽くなってよいです。
ジャケットの上に着ようとすると、かなりどっしりしてます。
裏地も表地に合わせて無地・かつ滑りの良いコットンツイル。
袖裏はキュプラで滑り第一。
Bal Collar Coat、いわゆる「ステンカラーコート」。
一枚袖がレアだ!古い!とか古着業界では言われているようですが、 型紙を作る視点からだと一枚袖は肩傾斜がつけづらいのです。
本来のセットインスリーブを展開してラグランにしようとすると「スプリットラグラン」と呼ばれる、袖がサイドネックで割れた形になる。
その割れを無くしてしまい、一枚のラグラン袖にすると、肩傾斜はゆとりとして処理をせざるを得ない。
そのゆとりが「一枚袖」の持つ独特のシルエット・雰 囲気、そしてアウターとしてジャケットの上に着るゆとりになっているのだと思います。
パターンは2019秋冬と同様。 ネック回りがビンテージ同様かなりタイトだった2018秋冬から修正が入っています。
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