
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めている。

WORKERS定番のTシャツ生地のボーダーT。
カードという短繊維を落としていないラフな糸。
その糸で、度目(縦方向の編み目)を詰めて織った生地。
6ozクラスで厚みがあり、糸のラフさがそのまま出て表面は凹凸感がある。
伸び縮みが良く着ていて楽、この素材でボーダー生地を製作しました。
カード糸をブラウン・ネイビーに染め、白い部分はワタの色そのまま、真っ白にはしていません。
そのため、ボーダーに成った時に少しぼやっとした色合い。
昨年の、空紡糸の80〜90年代フレンチ風の硬いボーダーは白部分を真っ白にしていました。
同じボーダーでも、生地は柔らかく、白部分は生成りがかってぼやっとした色合いと、目指すところが違います。
こちらはTシャツと同じ組織の生地なので1枚で着られるのがポイント。
縫製は首回りにフライス(リブ)をパイピング状に巻いて縫うバインダー。
裾・袖口は「扁平縫い」という表はシングルステッチ、裏はロック状に糸が振る縫い方、ジーンズのベルトループと同じ縫い方です。
よく見てもらうと、その振り目の中はもう一回ロックをかけています。
扁平縫いする前に一度、ロックをかけて万が一扁平縫いが飛んでも生地端がすぐに出てこないので修理がしやすくなっています。
